こんにちは、筆者です。
突然ですが、みなさん「お泊まりオフ会」ってしたことありますか?
ライブ終わりに居酒屋とかカラオケに寄るライトなオフ会ではなく、ただオタクと会って喋るためだけに休みと金を割いてホテルに泊まるガチガチのやつ。それがお泊まりオフ会。
「お泊まりオフ会したいね〜」
と口にする人はいても、実際にやったことある人はそんなに多くないのでは。
そもそも誰が主催するんだ?
誰かが企画して誘ってくれたら行くのになぁ……
と!思ってるうちは一生お泊まりオフ会できねんだ!!
おめーが主催になるんだよ!!!!!!!!!!
というわけで、今回も筆者が主催です。
「オフ会する」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!
コロナ禍になる前に一度お泊まりオフ会をした事があるので、今回で2度目。
前回の記録はこちら↓
以下、筆者がオフ会を開催するまでの手順を書いておくので、やりたいなと覚悟を決めている人の参考になれば幸いです。参考になるかは知らん。
まずは数ヶ月前から仕込みを開始。
各ライブ現場で会うフォロワーに「オフ会したいですね」と話しかける。その中で、お世辞ではなくマジで「いいですね!」と返してくれるフォロワーをロックオン。ここが肝心だ。己の洞察力を信じるしかねぇ。表情と声色で見極めろ。
次に一人一人にお誘いのDMを送る。イチかバチかの大勝負だ、気を強く持て!
YESの返事をもらえたらグループDMを作って囲い込む。囲い漁だ、逃すな。
そうして囲われた不憫な優しいメンバーが3人。
仮にサバちゃん、イワシちゃん、マグロちゃんとする。
筆者を合わせて4人のお泊まりオフ会となりました。
メンバーが決まったら『調整さん』というハイパー便利なサイトがあるので、それを使ってみんなの都合のいいスケジュールをチェックや、工藤。
日程が決まったら、次は主催の大仕事「ホテル探し」が始まる。これが主催の仕事の半分と言っても過言ではない。ホテルはオフ会の中で大半の時間を過ごす場所だから、いわばオタクの籠城場所。快適でありたいじゃん。
条件としてはこんな感じ
・4人で泊まれる(ベッド、あるいは布団が4組ある)
・HDMI接続できる(ゲームがしたい)
・DVDプレイヤーの貸し出しがある(オタクの神器)
・値段が許容範囲である(それはそう)
オタクの要望を叶えられるホテル探しは割と難しい。
というかそもそも、3人以上が泊まれる部屋って思ってるより少ない。めげずに探せ!
筆者は表を作るのが大好きマンなので、ホテルの候補表を作ってメンバーにプレゼン。
筆者の努力をみて欲しいので見て↓
話し合いの結果、今回は『横浜グレイスホテル』を城とする事に決定。
色々とお世話になったのでリンク貼っときます!
ちょうど横浜の観光復興支援キャンペーンで割引が適用されたので助かった。
予約の際は、何か使える旅行支援がないかチェックや、工藤。
さ〜〜〜〜て!
こっからがオタクの醍醐味、『オフ会で何がやりたいか選手権』のお時間だ!
要望を募るぞ!レディ〜〜〜〜、ファイッ!
筆者
「中華街行きたい」「桃鉄したい」「ボドゲしたい」「プレゼント交換したい」
サバちゃん
「ケーキ食べたい」「謎解きしたい」「ドキュメンタリー観たい」
イワシちゃん
「ライブDVD(2時間半)観たい」
マグロちゃん
「映画(1時間半)観たい」
3泊4日いるわ……。
まあ筆者の要望が一番多いんですけど(強欲)
表作るの大好きマン、またまた表を作る。
全員の欲望を煮詰めたカツカツのスケジュールがこちら↓
イワシちゃん「香盤表だ…」
ここまで詳細見せてどうすんだ?って感じですが、オフ会ってどう開催して予算とスケジューリング組めばいいか分かんない!という人のために公開します。
とはいえタイトルにもあるように、まっっっっったくこのスケジュール通りに進んでないので参考にはするな!頼む!
さて、そんなこんなで当日です。
ここからはただの日記だ!
やって来ました中華街!!🇨🇳
なんか門ドーン⛩
天気にも恵まれ、めちゃくちゃ晴れでした。
普段の行いが良いからですわ、オホホホ。
中華街でお店を出していたことがある親戚に「どこがオススメ?」と訊いて教えてもらったのが、こちらの『菜香新館』。ネットで予約が出来るので、激混みの土日でも安心だぞ。
ちなみに親戚の口癖は「中華街の食べ放題には絶対入るな!」です。
食べ放題に親でも殺されたんか?
コースを頼んだので、座ってるだけで飯が来る!やっほ〜!
✌️うぇ〜い✌️
浮かれているように見えますが、自撮り写真はこの1枚しかありません。
筆者が勇気を振り絞って撮りました。
自撮り習慣が無いオタクばかり集まってしまったので、マジでこれ以外に全員写ってる写真が1枚も無い。
たぶん遺影に困るタイプの4人。
ご飯の写真はダイジェストでどうぞ。
量があるものはお店の人が取り分けてくれました。
まじで座ってるだけでいい〜〜楽ゥ〜〜怠惰ァ〜〜ダメになる〜〜
ところで料理ぜんぶ美味しかったんですけど、スープを配る時だけ店員さんが
「健康にはいいので!」と言って颯爽と去って行った。
筆者 「えっ、今「には」って聞こえませんでした?」
イワシちゃん「聞こえましたね…」
サバちゃん 「味には文句言うなよってこと…?笑」
ザワザワしながらスープ飲んだ。
イワシちゃん「私、好きな味です!」
マグロちゃん「めっちゃ豚肉の味する」
筆者 「豚肉っていうか……豚の命そのものの味しません?」
サバちゃん 「あ〜、分かるかも」
筆者は命とタイマンして負けましたが(本当にすみません)、他の3人はみんな飲み干してました!美味しかったです、ご馳走様でした!命の味を感じたい方は是非。
マグロちゃん「あ〜、健康になっちゃう〜〜」
不本意ながら(不本意ながら)健康になってしまった後は、中華街をぶらぶら。
胃袋ブラックホールのマグロちゃんが中華街の食べ歩き無双してたのは、普通に浮かれてる人だったので「浮かれ罪」として載せます。
クソでかチキン🍗
「いちご飴も買ってきます!」と露店に走るマグロちゃん。
サバちゃん 「さっきチキン食べてましたよね…?」
筆者 「私、そもそもコース料理でお腹いっぱいです…」
店先でいちご飴を買って戻るかと思いきや、店の奥まで入っていくマグロちゃん。
イワシちゃん「えっ、どこ行くの…?」
筆者 「支払いは店内なんですかね?」
イワシちゃん「うーん…違うような…」
筆者 「あっ、分かった!」
「出てきたら左手にいちご飴、右手にマスカット飴だったりして!」
サバ・イワシ「無い無いwww」
マグロちゃん「タピオカ買ってきました!」🧋
筆者 「なんでだよ」
正解は『左手にいちご飴、右手にマスカット飴タピオカ』でした。
更にぶらぶらしていると、神社っぽいものを発見。
『横濱魔媽祖廟』という、道教の神様を祀っているところらしい。
こういうのはとりあえず入ってみるに限る。
入口の人に聞くと、どうやらお線香を買って、それを5人の神様それぞれにお供えするのが一般的な参拝方法のようです。
5本1セットの線香。
デカすぎ。花火か?
こういうの、普通はシャンパンとかで撮るやつじゃない?
線香でやんねーのよ。
映え写真慣れしてないオタクがやるとこうなっちゃうのよ。
5つの香炉を回ってお線香を供え、本堂に入ってお参りしました。
30歳を超えて体がちょっとアレレレ?って思うことが増えてきたので、健康を念入りにお願いしました。一生健康なまま、元気に推しのこと見守りたいんで。
またぶらぶらしていると、人だかりが出来ていたので覗き見。おじさんがライブパフォーマンスで何か絵?文字?を書いている。
『花文字』という中国の伝統芸術で、風水と文字を合わせた縁起物らしい。
え〜、めっちゃいい〜、綺麗〜、推しの名前書いて欲しい〜!
でも行列……何分待ちなんだこれ……。
サバちゃん 「あのぉ……」
筆者 「どしたスか?」
サバちゃん 「なんか向かいの店の人がめっちゃ手招きしてる…www」
イワシちゃん「あっち空いてるwww」
時間が惜しいオタク、招かれるまま向かいのお店へ。
もう「推しの名前を書いてほしい」以外の思考が全て停止しているので、今すぐ書いてくれるならどこの店でもいいのだ。
店員 「オススメはね、四字熟語とか、自分の名前ヨ!」
オタク「あ、自分の名前はいいです」
推しの名前を伝えると、その場で書き始めてくれる。
人が何かを書くところをまじまじと見るのは単純に楽しい。(動画もOKだった)
筆者もたまに絵を描くが、人にじーっと見られながらは絶対に無理!見るな!完成形だけ見ろ!!!となるので、見ていいのってすごい。
縁起のいい絵も描いてくれる。(絵柄は候補の中から選べる)
イワシちゃん「自分ひとりじゃ絶対これ頼んでないです」
筆者 「ですね。みんないると勢いでやっちゃいますね」
オフ会のいいところ:簡単に血迷えるとこ。
そうして血迷った結果出来たのがこちら!
『山彰』
『海青』
いつかプレボに入れよう!*1
という夢を掲げて、しっかり額縁も買いました。
🍑桃は「健康」、☀️太陽は「成功」を祈願しています。
桃の方の推しはマジでお腹が弱いので、とにかく胃腸が健康であってほしい。ほんまに。
推し、健康であれ!!!!!!!
さて、中華街を満喫した一行は城へ向かいます。
新横浜のグレイスホテルさん。
中に入るとギンギンに照明が明るくて「まぶしッッッ」となるくらいキラキラだった。でっけ〜シャンデリアとかあったけど写真は忘れたので、華やかさにたじろぐオタクの会話をどうぞ。
筆者 「す、すげぇ〜、明るい…」
サバちゃん「こないだ遠征で泊まったとこと全然違う…」
筆者 「たしかに」
サバちゃん「あそこ暗かったですよね!?」
筆者 「閉まってんのかと思いましたよ」
ロビーには、スーツとドレスの人たちがいっぱい。
筆者 「うわぁ〜、絶対に結婚式行く人じゃん」
イワシちゃん「式場もあるんですね。ちゃんとしたホテルだ…」
筆者 「普段泊まるホテルと全然違うのぜ…」
マグロちゃん「私たちだけ格好違くないですか?大丈夫?」
遠征する時は会場への近さ・安さ重視なので、どっちが良いとか悪いとかでは全くないけど、とにかく華やかで焦った。
とりあえずチェックインして部屋に駆け込む!
え〜、ここでお知らせです。
普通なら「ここが我らの城でーす!」とか言って部屋の写真を載せるのが定石なのですが、部屋の写真が1枚もありません。
もう一度言います。部屋の写真が1枚もありません。
なぜなら、部屋に入って2秒で「グッズ飾るぞ!!!!!」と全員がキャリーケースを開いて漁り出し、並べるのに必死だったからです。
オタクの生態行動。
グッズ撮るのに夢中で、誰もキレイな状態の部屋を撮ってねぇ。
気づいた時にはもう部屋がとっ散らかっていた。
ここで最初の方に載せたスケジュール表を見てほしいのだが、(荷解き10分くらいで終わるかな〜)とか思っていた筆者の考えは相当な甘ちゃんだった。
グッズを飾ってキャッキャしているうちに1時間経ってた。
オタクは推しのことになると本能で動いちゃう生き物なんだから計画通り動けるわけないだろ……。
というわけで、本能のままに撮った写真がこちら。
オフ会の1週間ほど前に25歳を迎えた武知海青くん!
お誕生日おめでとう!
お誕生日ケーキの手配はサバちゃんがしてくれました!ありがとう!
(ホテルにケーキの持ち込みを相談したら、オシャレな食器を貸し出してくれました。ありがとうございました)
さっきの中華街で腹一杯なんじゃなかったのかよって?
ケーキは別腹に決まってんでしょうが、てやんでい。
さて!オタクが集まってやる事といえば…
そうだね、桃鉄だね!!
ダチがいねぇと出来ないもの、それが桃鉄。
桃鉄をやっている時だけは「あ〜、私にも友達がいるんだなぁ」と実感する。
まあ、桃鉄やるの生まれて初めてなんですけど。
憧れだったんだよ!誰かと桃鉄すんの!!自分の欲望は自分で叶える、それが主催。
イワシちゃんが借金地獄に陥っているのを尻目に、着実に資産を増やしていくサバちゃんであったが、物件をしたたかに買い続けていたマグロちゃんが優勝。
筆者は💩の前になす術もなく敗れ去った。
推しの出身地で物件を買い占めて喜んだり、遠征先で食べたことあるものが出てくると「あれ美味しかったなぁ」と盛り上がったり、オタクなりのテンあげポイントもあって桃鉄めっちゃ面白かった!!
しかし桃鉄には『友情崩壊ゲーム』という別名がついているらしいから気を付けろ…。
ちなみにこれは「崩壊しない程度に気遣って遊ぼう♪」というアドバイスではない。「やめて!助けて!」と言われたら「うるせぇ!これは無慈悲なゲームなんだよ!容赦はねぇ!!!ギャーーッハッハッハ!!」と言いながら貧乏神をなすりつけ合ってこ、って話です。そうやって距離縮めてくんだよ。
ただゲームするだけでは味気ないので、今回は景品もアリにしたぞ!
と言っても各自が「1000円以内の食べ物」縛りで用意した、実質プレゼント交換です。
ゲームの勝者から順番にあみだくじへ記名するシステム、万能なのでパクってもいいよ。
地元の名物を持ち寄った感じになって大変味わい深い。
あ、味わい深ぇ〜〜〜…………。
っていうか桃鉄3年決戦はプレイ1時間くらいって聞いてたのに、気付いたら晩ごはんの時間になってた。なんで?????
さっきケーキ食べたばっかな気がする!タイムリープか!?スタンド攻撃か!?
夜鍋して作ったスケジュール表がなんの意味も成してないぜ!ゴミ箱行きだ、こんなもん!
楽しい時間は光のように過ぎ去ってくんだなぁ……(みつを)
というわけで晩ごはんです。
ホテルがドミノピザと提携してて、部屋の前まで届けてくれるという親切設計。
ハーフ&ハーフにしたから味4種類も食える!大人数万歳!
ジャンキーピザとジャンキーポテトとジャンキーナゲット。ジャンキーの3乗。
これが欲望の宴ってやつだ、ハッハー!
さ〜て、欲望のままにむさぼりながら推しのライブDVDでも観ますかー!!
筆者 「私、荷物パンパンすぎてDVD持ってきてないス」
サバちゃん 「私も」
マグロちゃん「私も」
イワシちゃん「私も」
ぁンでだよ!?
筆者「えっ、なにこのダメなダチョウ倶楽部みたいな展開!!!」
「誰も持ってきてないとかある!?」
マジで誰も持ってきてませんでした・・・(笑)
マグロちゃん「私が予備で持ってきたハイローならありますけど…」
全員 「じゃあ、それで!(笑)」
俺たちの救世主、HiGH&LOW。
オフ会メンバーの誰もが劇場で5回は観たが、みんなで野次を飛ばしながら観るHiGH&LOWはまた格別に新鮮で最高。主に「須嵜が口下手すぎるのが全ての元凶」「司の頑丈さが人間を逸脱している」という野次が飛び交った。
さて、野次を言い尽くしてピザも平らげたところで夜です。
順番にお風呂へGO。
3人になって何するか〜ボードゲームでもするか〜、となって取り出したのがこちらのグッズ。
推しグループの顔が刻まれているトランプ、つまり便利な紙である。
っしゃ!こいつで遊ぶぞ!
もちろんババ抜きや大富豪なんて生ぬるいシャバの遊び方はしない。推しの顔が印刷されてんだから、もちろん!それを!なんかこう、あの〜、どうにかこうにかして遊ぶんだよ!(何も考えていない)
筆者「え〜、じゃあ〜、『名前当てゲーム』でもしますか」(いま考えた)
説明しよう!
『名前当てゲーム』とは、カードの束から1枚ひき、それを自分には見えないように他の人に見せる。質問を繰り返して、自分が選んだカードは誰なのか当てる、というゲームだ!
ちなみに、一発で分かっちゃうような質問はNGである!
(例えばRAMPAGEだと「ボーカルですか?(3人しかいない)」「青森県出身ですか?(1人しかいない)」とか。)
これ結構楽しくて盛り上がったんだけど、文字にすると楽しい感じ伝わんないから、推しが印刷されたグッズ持ってる人はやってみて!
ガチで絞り込みに行くなら正統派の質問。
「西日本出身?東日本出身?」「髪色よく変える?」「世話は焼く?焼かれる?」など。
ちなみに面白かった質問はこちら。
「どちらかというと朝っぽい?夜っぽい?」「新しい概念(既存のイメージキャラクター以外で)は何?」「ホグワーツ生だったら何寮にいそう?」
絞り込めるかは分からんけど、そのメンバーに対する印象とかが人によって全然違って、聞いてるだけで楽しかったから遊ぶ時の参考にしてくれよな!
実際にやった2問を記録しておくので、RAMPAGEを知ってる人は当ててみてね。答えはこのブログの一番下に書いときます。
①
Q:マイクパフォーマンスする?「する」
Q:西日本出身?東日本出身? 「西」
Q:犬っぽい?猫っぽい?
筆者「犬!」サバ「えっ、わたし猫です」
Q:新しい概念は?
サバ「びっくり箱」筆者「ポップコーン!」
②
Q:よく食べる方?
イワシ「分かんない…。でも少食のイメージは無いです」
マグロ「食べそう」
Q:足は速い?
イワシ「速そう…?ちゃんと走ってるとこ見たことないかも」
マグロ「えー、遅そうかな?」
Q:ホグワーツ生だったら何寮?
イワシ「グリフィンドールか、ハッフルパフ」
マグロ「レイブンクローですね」
この「ホグワーツ生だったら何寮?」という質問が楽しすぎてな…
オタクみんな好きじゃん、こういうの…
筆者「『組み分け帽子ごっこ』しません?」(いま考えた)
説明しよう!
『組み分け帽子ごっこ』とは、自分が組み分け帽子になったつもりでメンバーをホグワーツの寮に組み分けていく遊びだ!そのまんまだ!特に説明するほどのあれでもなかった!
🦁グリフィンドール:勇気、大胆さ、気力、騎士道精神
🦡ハッフルパフ :勤勉、献身、忍耐、忠義、公平性
🦅レイブンクロー :知性、知識、知恵
🐍スリザリン :野心、狡猾さ、機知
↑筆者の組み分け。
↑イワシちゃんの組み分け。全然違う。
「グリフィンドォォ〜〜〜〜ルッ!!」とか言いながらにカード並べてる時の楽しさ、尋常じゃない。楽しむコツは、自分の趣味に従って素直に組み分けること。(普通はここだよね…)っつーパブリックイメージはトイレに流して捨てろ!
「俺が組み分け帽子だーッ!」という強い意志で組み分けろ!
自分じゃ絶対入れない寮に平気でぶち込んでる人もいて、「え゛っっ、そこっスかあ!?」とギャーギャー言い合いながらやるのが醍醐味である。
そんなこんなで、時間は24時になっていた。
『貞子』を観る時間である。
いや、これ予定ではもうちょっと早い時間に観るつもりだったのだが、何しろ予定が守れない。真夜中のホラー鑑賞になってしまった。
そもそもなんでオフ会でこれを観ようという話になったかと言うと、「推しグループの川村壱馬(前田王司役)が出ているので観たいが、ホラーが怖くてひとりじゃ観れん!でもみんなで観れば怖くないのでは!?」というわけである。
だからもうちょっと早い時間に観たかったのよ!いま観始めたら丑三つ時にさしかかりませんこと!?寝れなくなったらどうしますの!?
ホラー耐性ありサバ・マグロ(貞子DX視聴済み)
「そんな怖くないから大丈夫ですよ」
ホラー耐性なし筆者・イワシ(貞子DX未視聴)
「ホラー大丈夫な人の『怖くない』はねぇ、辛いの大丈夫な人の『辛くないですよ』と一緒なんですよ!!!信用しちゃダメなんです!!!」
信用問題に直面しつつ、Huluで『貞子DX』をレンタル。便利な時代になったもんだ。
テレビ画面に繋いで観ようとしたのだが、どうやらHuluはミラーリングができないため、筆者のiPadに4人が群がって視聴。
ホラー耐性なし筆者・イワシ
「うん、これぐらいの画面サイズが丁度いいね!」「デカいと怖いし!」
もちろん部屋の電気は全部つけっぱなしである。
結論から言うと、『貞子DX』そんな怖くなかった!
巷で「ギャグ寄り」と言われている噂は聞いていたが、本当にその通りだった。もちろん(怖いな……怖いな……うわ〜……)と指の間から薄目で観たシーンはあるが、心臓止まるかと思った!みたいなシーンは無かった。ギャグ9:怖さ1くらいだった。
サバちゃんとマグロちゃんは「怖くない怖くない詐欺」の容疑で裁判にかけられていたが、無事に無罪放免となった。
とはいえ序盤はまだ映画の感じが掴みきれず、怖くなりそうな雰囲気に耐えられなくて
筆者「え、これ、やんややんや言いながら観てもいいですか?」
と言い出したのは他ならぬ筆者だった。無言、ダメ、絶対。
視聴済み組が先の展開を予告しながら進んでくれたり、未視聴組が「あ、ここCMで観たことある!」と言いながら観ていたが、それで怖さが緩和された。推しをホラー作品に人質にとられているオタクは、ぜひ人を集めて観るといいよ。
怖いシーンの真っ最中、喋らずにいられない筆者
「ちなみにホラー耐性ある人って、このシーンとか何考えて観てるんですか!?」
耐性組「怖いなー、とは思ってますよ」
筆者 「あ、思ってはいるんだ」
耐性組「後ろ空いてるから、次は後ろから出てくるかなーとか考えてます」
筆者 「画角考えてる…?」
耐性組「一回大丈夫とみせかけて、急に出てくるのが怖いかなーとか」
筆者 「監督目線…?」
寝れなくなったらどうしましょう!とか思ってたけど、ぜんぜん普通に寝れました。
『貞子DX』まだ観てない人がいたらぜひ。前田くんがウザくてウザくて可愛いです。
翌朝、うにゃうにゃ言いながら起きる。12時のレイトチェックアウトが嬉しい。
すると突然マグロちゃんが「みんなのオススメのアーティスト、勉強させてもろていいですか?」と言い出した。
我々は全員がRAMPAGEというグループを応援しているのだが、各々他にも応援している人たちがいて、お互いに布教しあおうというわけである。
オタ活に勤勉に生きよ、さらば与えられん。
YouTubeで推しの動画を勧め合う。
これは日記なので記録として載せるけど、別に興味ないぜって人は動画すっ飛ばしてくれ。
↑筆者とイワシちゃんのオススメ《BE:FIRST》
↑マグロちゃんのオススメ《Stray Kids》
↑サバちゃんのオススメ《iCONZ》
いや〜、みんなバラバラだな…。好きなものとっ散らかってるのに、ボーイズグループ戦国時代のいま、たまたま被った推しグループがひとつあるという偶然に感謝。
出会わせてくれて、𝒯𝒽𝒶𝓃𝓀 𝒴ℴ𝓊...
と綺麗なことを言ってみたが、実際はMV見ながら「う゛ら゛や゛ま゛し゛い゛っ!!これうちのグループでもや゛って゛!!」「他のグループのやつ全部うらやましい!!ちくしょう!!」「嫉妬が止まらん!!」と自グループにはない演出に毎秒ジェラシーを叫んでいたので阿鼻叫喚地獄であった。全然綺麗じゃない。
↑阿鼻叫喚の原因、全員の推し《THE RAMPAGE》
朝からジェラシーに身を焦がしたところで、チェックアウトしてランチへ向かう。
肉が食いてぇな〜となり、近くのハンバーグ屋さんへ。
ここでも推しが印刷された紙を取り出し、名前当てゲームをした。手軽に遊べていい。
(もちろん店の邪魔にならない範囲で静かにやった。オタクのマナーである。)
食べ終わっても全然話し足りなかったのでカフェにハシゴ。これも予定に無い。本当に何ひとつ予定が守れない。スケジュールは破ってなんぼ、それがオフ会である。
ちなみにカフェで新しいゲームを考案した。
カードの山からランダムで引いた2枚をペアにし、どのペアが一番(物理的に)強いかディベートして戦わせるという何とも恐ろしいサバイバルゲームである。
ペアの特徴を力説し、どうにか生き抜かせようとプレゼン。デスゲームの主催者になったような気分だった。楽しかった。
これは『くっくっく…全員集まったようだね…じゃあ始めようか、死の宴を!ゲーム』と名付けた。
あっという間に時が過ぎ、お開きの時間がやってくる。
別れを惜しむかと思いきや「じゃ、次の現場で〜」とアッサリ去っていく。オタク、半年先までスケジュール決まっていがち。予定は守れないが、予定は埋まっている。
以上、お泊まりオフ会レポでした。
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました!
人のオフ会レポをあんまり見かけたことがないので、開催することがあればぜひレポ書いてみてください。読みたいです。
中華街のいちご飴を添えて。
ふじこ
名前当てゲームの答え
①浦川翔平
②陣
でした!当たりましたか?
*1:「プレゼントボックス」の略。ライブ会場に設置されており、推しへのプレゼントを入れることが出来る。コロナ禍になってから撤廃されてしまったが、いつか復活する日を心待ちにしている。